FIRA60 証券口座の開設前に知っておきたい基本用語

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ちょっと脱線(でも、知っておきたいコト)

預金保護制度

日本の預金保護制度は、銀行などの金融機関が破綻した場合に預金者の資産を保護するための仕組みです。

決済用預金(当座預金や利息の付かない普通預金など)は全額保護されます。

一般預金(定期預金や利息の付く普通預金など)は、預金者1人当たり1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息が保護されます。

証券会社の分別管理制度

証券会社は、顧客の資産を自己の資産と分別して管理することが法令で義務付けられています。

これを「分別管理制度」といい証券会社が破綻した場合でも、投資信託などの信託財産は、信託銀行で分別管理されているため、投資家の資産は守られます。(国内株式は「証券保管振替機構」に預託されています)

1997年に山一証券が経営破綻したことをきっかけに1999年に義務化された制度です。

制度を厳守するため証券会社に対して金融庁や証券業協会が定期的に監査を行っています。

これにより顧客の資産は原則として全額返還されます。

銀行などの預金保護は、1人1金融機関ごとに上限1,000万円ですが、こちらには上限がありません。

セーフティネット

分別管理が適切に行われていても、万が一顧客資産の返還が困難になった場合に、証券会社に預けていた「金銭」や「有価証券」に対しては、一定の範囲で顧客に金銭を支払う(上限1,000万円)「投資者保護基金」という制度もあります。

リンク:日本投資者保護基金

まとめ

如何でしたでしょうか。専門用語?の連続で脳が拒絶反応(笑)さぞお疲れになられたかも知れませんね。

どよよ~んっ

疲れたぬ~ん

口座開設にあたり、一般的に多くの方の選択されるパターンは、「特定口座(源泉徴収あり)」「NISA口座」「iDeCo口座」「ネット銀行」あたりかと思います。

これらを事前に理解しておけば、口座開設がスムーズに出来ます。

あとは、申込サイトにアクセスして画面の指示に従って進めて行くだけです。

やっほ~い!

もう出来たも同然!

次回は、実際にSBI証券のサイト画面をUPしながら、順を追って説明したいと思っております。ぜひ次回記事もご一読いただきますようお願い申し上げます。

本日は、ここまでお読みいただき
誠にありがとうございました。

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