先月、かもナスは純金融資産3,000万円を達成しました。
この数字に到達すると、「資産が勝手に増える」ような感覚になる…
そんな話を耳にしたことはありませんか?
今回は、実際にここまでの道のりを振り返り、その真偽を検証してみます。
資産3,000万円達成までの道のり
2021年(53歳)の年初、所持金300万円からスタートして2021年の年末に1,000万円を達成(個人年金を解約して一気に1,000万円に)
そこから本格的にFIRA60を目指し始め、2,000万円を達成したのが2024年5月頃でしたので、約2年5ヶ月を要しました。
そして3,000万円を達成したのが先月ですので、更に1年と2ヶ月を要したことになります。
トータルすると300万円から3,000万円までに要した時間は、4年7ヶ月でした。

FIRA60を目指し始めてからは3年7ヶ月です。



このように5年足らずで2回も、まあまあの下落を経験して現在に至っています。
相場次第で資産増加スピードは大きく変わる



かもナスが最初に想う事。それは、「全ては相場次第」ということです。
まあ、資産の大部分を投資に委ねている訳ですから、当然と言えば当然なのですが。



前述の資産増加スピードを、ざっくり表にまとめるとこんな感じです。


つまり、ホントざっくりですが、働いて稼いだ分が2,500万円で投資による収益が500万円の合計3,000万円という感じです。
資産形成の体感スピード
【ステージ1:〜1,000万円】|逆走エスカレーター



下りエスカレーターを逆走して上る。汗をかいて上っても、なかなか進まない感覚です。
- 支出が収入を上回りがちな段階。
- 努力してもなかなか資産が増えない。
- お金はコツコツ貯めても、すぐに日常の支出に飲み込まれていく感覚。
- 頑張って節約しても、突発的な出費ですぐに帳消しにされがち。
- 頑張っても「全然増えない」という徒労感がある感じ。



まだ金融知識も少なく、どちらかと言えば投資には消極的だったカモ
【ステージ2:1,000万〜2,000万円】|上りエスカレーター



上りエスカレーターに乗っている。立っているだけでも徐々に上がっていく感覚です。



ある程度の資産が貯まると、投資からのリターンが少しずつ効き始めます。
例えば年6%の運用なら、資産2,000万円で年間120万円のリターンが得られるようになります。
- 「お金が働いている」実感が出てくる。
- 金融リテラシーの向上を目指して更に勉強し、徐々に積極的な投資を行うことで、投資の恩恵が強く感じられるようになる。
- 老後2,000万円問題がクリアできて、根拠のない安堵感がある。(この数字は個人差があるため、ほとんど意味のない数字です)
【ステージ3:2,000万〜3,000万円】|歩くエスカレーター



上りエスカレーターを更に歩きながら乗っている感じです。



このあたりからは「投資リターンが生活費に近づいてくる」フェーズです。
例えば年間生活費が180万円で、資産3,000万円を6%で運用できれば、運用益は180万円となり、生活費と相殺できます。
- 労働に依存する必要が無くなり、経済的に自立していることへの実感が出て来る。
- 労働に過剰なストレスをかけなくても、資産は自律的に育って行く感じ。
【ステージ4:3,000万〜5,000万円】|エレベーター



ここからは、かもナスの未経験ゾーンなので、あくまでネット上を調べての掲載です。
- ここまで来ると、資産運用だけで生活費を大きく超えることも珍しくない。
- 5,000万円を6%で運用=年間300万円なので働かなくても「資産が勝手に働く」段階。
- お金の不安が激減し、「自由」に意識が向きはじめる(FIREを意識し始める)
【ステージ5:5,000万円〜】|高速エレベーター



というような感じで、資産1億円はジェット機で、10億円はロケットあたりになるのでしょうか(笑)



かもナスは、現実的な目標として資産5,000万円でのFIRA60を目指していますので、この辺りで止めておきます(笑)
まとめ



さて皆様、いかがでしたでしょうか。
このように振り返ってみて、かもナスは比較的順調に?資産を伸ばしてきていますが、やはりリスク資産に依存しているため、相場の影響をモロに受けますので改めてリスク管理の重要性を意識させられました。
かもナスの場合、資産2,000万円を一言で言うなれば、「投資の恩恵をしっかり感じられるようになる」です。そして、資産3,000万円は、「経済的自立を感じられ、労働依存からの脱却を感じられるようになる」です。



突然のリストラなどで急に働けなくなっても、どうにか生きてはいけるという安堵感があります。
一方、投資による複利に対する感想ですが、この短期間では全くと言っても過言では無く、「複利ってどれのこと?」というのが実感です。



やはり、複利と言うのは長期間、数十年の投資において威力を発揮するものですので仕方ありませんね。
つまり、かもナスの上記資産推移における感想は、4年7ヶ月という短期間での感想となります。
若い方が数十年かけて長期に積立された場合の感想とは、複利の面からもきっと異なることでしょう。
したがって、複利への期待はせずにここから先は、「エレベーター」への乗り換えに期待して、投資を継続したいと思います。
また、60歳の定年退職まではしっかり労働者として社会貢献しながら蓄財にも励み、FIRA60の達成を目指したいと思います。



さて、皆様の資産形成は、今どのステージでしょうか?
共感いただけた方も、そうでない方もおられるとは思いますが、ぜひ資産形成仲間がおられれば、今回の話題をシェアしてみていただければと思います。
それでは皆様、今回も
最後までお読みいただき
有難う御座いました。


これからもご一緒に
資産形成ガンバリましょう!