FIRA60 40代は余裕?50代でもまだ間に合う!【小金持ちFIRA60の達成】

FIRA60 40代は余裕?50代でもまだ間に合う!【小金持ちFIRA60の達成】

記事の要旨:かもナスは、子ども達の養育にかかる費用が無くなった2021年の53歳から老後資金のための投資を始め、当時の所持金は300万円の生活防衛資金のみでした。FIRA60を目指し始めたのは、そこから約1年が過ぎた頃の2022年で当時54歳でした。今回の記事では、このようなかもナスが、どんなプランでFIRA60の達成に挑んでいるのかについて触れながら、40代は余裕?50代からでもFIRA60達成は可能であることをお伝えして参ります。

目次

蓄財し易い3つのステージ

初任給を思い出す

人生で蓄財し易い時期と言われる独身時代」「結婚後子どもが生まれるまで」「子どもが独立した後」の3つのステージ。

かもナスの就職1年目の手取りは、月平均約12万円で残業が無ければ10万円を切って一桁万円の時も2度ほどありました。(笑)

昨今のニュースでは初任給30万円OVERがチラホラ。のっけから毎月10万円のNISA積立とか出来そうですよね。実に羨ましい限りです!

調子良く手取りが増えたのは最初の2年のみで、ガッツリ「バブル経済の崩壊」に巻き込まれ、その後は、手取りは殆ど増えず生きるのが精いっぱい。何なら気付けば通帳がマイナスになっていることもしばしばで、蓄財なんて全く「ムリゲー」な時代でした。

ムリっす!

まあ、この頃の「就職氷河期世代」で苦労されている方々からすると、スッと就職できただけでも感謝すべきなのかも知れません。

働き出して10年後、30歳でどうにか僅かな結婚資金を貯めて所帯を持つことが出来ました。有難いことに、すぐさま子ども達を授かり、それと引き換えに家計は貯蓄どころではありませんでした。(笑)

コレあるあるっしょ?

ラストチャンス

こうやって、2度の蓄財し易いステージをめでたく棒に振り(笑)、現在ラストチャンスとなる3つ目のステージに居る状況です。流石にそれなりの所得をいただける歳になり、ようやく年功序列の恩恵にあずかれるようになりました。

子ども達が手を離れた今、かもナスは、結婚前の当時と変わらない世帯構成です。
(素直にお一人様とは言わない)(笑)

そうです。であるならば、初任給を思い出して月10万円以下でミニマリスト生活すれば、残りは全て老後資金に出来る訳です!(笑)

マジかっ!
当時とは物価が違うっしょ?

いんや!
やると決めたら、やるんです!

泣く子も黙る
昭和生まれですから
「ホシガリマセン カツマデワ!」

年400万円の蓄財を課す!

かもナスは、生命保険、サブスクの見直し、格安SIM、住宅ローンの組み直し(返済月額を下げて長期化)など、蓄財に向けてありとあらゆる節約に取り組み、計算上の限界値である年400万円の蓄財を自身に課しました。当然毎月のお小遣いは「0」円の生活です。

幸か不幸か管理職は残業もつかないですし、報奨金なども一切ありません。
つまり計算のし易い事この上なしです!(笑)

計算カンタン!
Simple is BEST!

そして投資の力を最大限に利用するため猛勉強することを自身に課しました。
これがFIRA60を初めて知り「そうだ、FIRA60で行こう」と心に決めた54歳の頃です。

「小金持ち」を目指すロードマップ

かもナスの資産推移目標

年400万円の投資元本と、ざっくり年100万円の投資利益を想定した「ロードマップ」です。

今年2025年の年末での目標値は3,100万円です。さてどうなる事でしょうか、相場次第のところもありますからね。

一気に1,000万円の壁を突破

53歳の年初300万円だったところから、「個人年金」を解約し、その年の蓄財分などを加えて一気に1,000万円の壁を突破しました。1,000万円の壁を突破するのには、多くの方々が大変な苦労をされるとお聞きしますが、かもナスはあっと言う間にワープ出来てしまいました。苦労されている方々、本当にゴメンなさい。

かもナスは何の苦労も知りません
あしからず。

個人年金の解約

かもナスは、生保会社に勧められた「個人年金」に加入して、永年支払い続けていました。53歳になったある時、投資を始めてまだ間もない頃でしたが、頂いていたパンフレットを初めて熟読(笑)

そして利回りを計算してみした。ナント約1%です。元本保証ですから少々悩みましたが、自身で運用すれば5%以上の利回りが得られる可能性があります。やはり投資のリターンはボリュームの世界、当然リスクもありますが、当時はあまりにも投資用資金が少なかったので解約して自身で運用した方が良いと決断しました。

しかし、2021年末が相場の天井で2022年は下落相場に見舞われました。当然のことながら投資していた資産は減少し、投資で得られる見込みであった利益は出ませんでした。加えて中短期トレードで結構なマイナスまで出してしまいました。

結果論ですが、2023年2024年は相場の回復と上昇相場で、今のところ「個人年金」を解約し投資に回して正解です。2022年の下落相場で安く仕込めた投資資金が、この好調な相場に乗っかり、プラスに転じて既に「個人年金」で得られたであろうリターンを優に超えています。

退職金

かもナスが40年勤めていただける退職金の見込み額は、、、ナント!、、、ナイショです!(笑)

お知りになりたい方は、上図のロードマップから、ある程度の値を推測してください。(笑)

バレバレ?(笑)

かもナスは、決して大企業に勤めている訳では御座いませんので、悲しいかな管理職とは言え中小企業の平均値並みの金額です。

自己紹介で「普通のサラリーマン管理職」と書いているのは、かもナスの所得水準は、管理職とはいえ平均的なサラリーマンと何ら変わらないからです。まあ、中央値ではなく、平均値あたりなので「可もなく不可も無く」THE日本の標準?(笑)まあ、それはそれで有難いのですが。

このようなかもナスですが、59歳の年末には、資産4,100万円の目標値に、60歳到達時点でいただける予定の退職金見込み額を加えてギリでどうにか「小金持ち」達成となります。もっとも、相場次第で上にも下にも振れるので、まあ悪くて4,000万円、良ければ6,000万円あたりになる可能性があります。

ストイックに

かもナスのロードマップでは、投資の力をフルに活用してようやく「小金持ち」が見えそうなあたりですが、53歳からの7年間は「これでもか」と言うぐらい目一杯節約生活をして、リタイア後は悠々自適な生活を送るという夢を叶えるために、今はストイックに頑張るというスタイルでFIRA60の達成を一馬力で挑んでいます。

若干、今の生活を犠牲にしている感は否めませんが、それ以上にリタイア後の生活、「節約シニアノマド生活」への夢が大きく、今のミニマリスト生活?も楽しめていると言う感じです。

かもナスの目指す「節約シニアノマド生活」はコチラの記事をご覧ください。

Tax-saving senior nomad lifestyle
kn_point

これが、2馬力の夫婦世帯の方なら、あるいは現在40代で時間に余裕のある方なら(子どもの巣立ち具合にもよりますが、、、)3つ目のステージだけでの蓄財でもFIRA60達成の確率は、かもナスより高くなるのではないでしょうか。

まとめ

かもナスは、「小金持ち」でのFIRA60達成を目指していますが、FIRA60に「小金持ち」が必須という訳ではありません。もっと少ない金額でもやっていける方、反対にもっと必要な方もおられることでしょう。

まだご自身の必要金額を把握されていない方は、過去の記事:Final Answer 老後の資金不足を補うために必要な投資額はいくらか?【利回り別の必要額はコレだ!】などをご一読いただき、ご自身に必要な金額を把握いただいたうえで、一度ご自身の「ロードマップ」を作成されてみては如何でしょうか。

次回記事では、今回公表しましたロードマップに、過去小出しにしてきた?かもナスのアセットバランスなどを加えての全体像ついて簡単にお伝えできればと考えております。次回記事も是非ご一読いただきますよう宜しくお願いいたします。

本日は、ここまでお読みいただき
誠にありがとうございました。

  • URLをコピーしました!
目次