そもそも「FIRA60って何?」「初めて聞いた」「何となくは解かるけど・・・」このような方々に向けて「FIRA60」について詳しくお伝えするページです。
「FIRA60について詳しく知りたい」あるいは「FIRA60って良さそうじゃん!でもどうしたらいいの?」という皆さまには「攻略ガイド:FIRA60を目指す5つのステップ」へと読み進めていただく前に、是非ご一読いただきたい内容です。
FIRA60とは?早期リタイア、FIREとの違いを解説
早期リタイア、FIREとは?
FIREとは、「早期退職して労働から解放され、自由な生活を送る」というライフスタイルを指します。
この言葉は、Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期退職)の頭文字をとったものです。

FIREには下記に代表される様々な種類があります。
上の2つが基本形です。
下の3つが派生形で何らかの労働を行うケースです。





スマホの方は画像をタップ、拡大して見てね!



労働してるのにFIRE?って不思議カモ



そうですね。労働するかしないかの違いではなく「労働しなければ生きていけない、食べていけない状態からの脱却」が鍵となります。
また、労働しなければ生きていけない、食べていけないけれど一定の資産収入があり「好きな仕事である程度稼げれば生きていける」という状態でもFIREとされています。



何でも有りカモ



そっ、そうかも知れません。。。重要なのはメンタルが豊かになるライフスタイルになっているかどうかです。
人それぞれに心豊かになる対象が異なるので、様々なパターンがあるという感じです。


すとれすキライ
早期リタイアのキーワードは「心の豊かさ」
FIRA60とは?
経済的自立(Financial Independence)を達成し、60歳前後でリタイア(Retire Around 60)する生き方のことです。
一般的な早期リタイアのFIRE(Financial Independence, Retire Early)と異なり、定年退職の時期に近いことから、より現実的な目標として注目されています。



ただの定年退職カモ


そもそも経済的自立(Financial Independence)とは?
一般的には自分の収入で生活費を賄うことができ、他人に依存することなく暮らしている状態のことです。



自力で働いて生計を立ててる人は、全員経済的自立の状態カモ



そうですね。例えば就職したての若人も、他人に依存せずに暮らしているのであれば立派に経済的に自立していると言えます。



それじゃあ、大多数の人が経済的に自立して生活してるんだから、みなFIしてるって事カモ



つまりFIREにおいては、預貯金や投資などによる資産収入だけで生活できる状態、あるいは労働をほぼ必要としない状態を意味しますので少し一般的な意味合いとは異っていると言えます。


FIREとFIRA60の違い
- 目標年齢
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FIREは30代~40代でのリタイアを目指すのに対し、FIRA60は60歳前後でのリタイアを目指します。
- 準備期間
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FIRA60はFIREよりも準備期間が長いため、より計画的に資産形成を進められます。
- 公的年金
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60歳以降は公的年金を受取ること(繰上げ受給)が可能です。具体的な年金額を想定できるFIRA60はFIREよりもリタイア後の生活設計が立て易くなります。
- リタイア期間
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FIRA60はFIREよりもリタイア生活期間が短くなるため資産の枯渇リスクが低くなります。


FIRA60って現実的


FIRA60は「より現実的なFIRE」
FIRA60が注目される背景